東大阪市で瓦が割れた・ズレたときの修理費用は？工事別の相場と賢い依頼方法

2025年10月12日2025年10月22日

【まずは結論】

「台風のあとに瓦がズレていた…」
「屋根の上に割れた瓦が落ちていたけれど、修理っていくらかかるの？」

東大阪市では、瓦屋根の住宅が多く残っており、台風・突風・経年劣化による瓦のズレ・割れの相談が毎年多く寄せられます。

特に築20年以上経った住宅では、漆喰の劣化や棟瓦のズレが雨漏りの原因となるケースも珍しくありません。

この記事では、東大阪市の住宅事情を踏まえて、瓦修理の工事別費用相場と、賢く依頼するためのポイントを専門家の視点からわかりやすく解説します！

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東大阪市で瓦修理が多い理由

東大阪市は大阪市の東側に位置し、若江岩田・小阪・長瀬・瓢箪山・河内永和などの駅周辺を中心に、密集住宅地が非常に多い地域です。

建物と建物の間隔が狭いため、台風時に風が屋根の下に巻き込みやすく、瓦の浮き・ズレが起こるリスクが高くなります。

昭和〜平成初期に建てられた住宅では、釉薬瓦やセメント瓦が多く使用されており、経年によるひび割れ・漆喰の崩れが進んでいるケースがよく見られます。

表面上は小さな割れでも、放置しておくと雨水が屋根内部へ浸入し、野地板の腐朽や雨漏り被害に繋がることがあります。

東大阪市で行われる瓦修理は、軽微な補修から本格的な棟の積み直しまで内容が幅広く、費用にも大きな差があります。

以下の表は代表的な工事の費用目安です。

💡 ポイント：1〜数枚の差し替え工事であっても、安全のための簡易足場や高所作業費がかかる場合があります。見積もりでは「工事費＋諸経費」をしっかり確認しましょう。

瓦修理は「枚数」「位置（棟・軒先）」「足場の有無」で費用が大きく変わります。見積書では「数量・単価・諸経費」が明記されているかを必ずチェックしましょう。

台風など自然災害が原因の瓦破損は火災保険が適用できる場合があります。また、外壁塗装などと同時に工事することで足場代を節約でき、総額を抑えることができます。

工事費用は税込50万円。築30年の住宅も、漆喰と板金の補修で見た目・機能ともに安心できる屋根に生まれ変わりました！

「漆喰がボロボロ落ち、鬼瓦も外れているのできれいにしてほしい」とご相談いただきました。

調査すると、下屋根の谷板金も劣化し、既存の漆喰が厚塗りされている状態でした。

お客様へ状況をご報告し、漆喰詰め直しと谷板金交換をご提案。ご依頼いただき、3日間の工事を行いました。

まず古い漆喰を削り撤去し、下の土を均一に整えます。これにより新しい漆喰の密着性が高まり、防水性能を向上させます。

その後、職人が隙間なく均一に漆喰を塗布し、表面を丁寧に仕上げました。外観の美しさと耐久性を両立した施工です。

劣化した既存谷板金を撤去し、下地を整えたうえで新しいガルバリウム鋼板に交換。

施工後は瓦を元に戻し、なんばんでしっかり固定しました。雨漏りの原因となっていた部分を確実に補修できました。

「屋根の漆喰が剥がれてきたので見てほしい」とご相談をいただき、無料調査を行いました。

劣化が進行する前に補修を行うことで、雨漏りや下地の腐朽を防ぐことができるため、漆喰詰め直し工事と鬼瓦周辺の施工をご提案し、お見積りを提出しました。

品番・品目	数量	単位	単価（円）	金額（円）
漆喰塗り替え	35	m	4,700	164,500
残土処分	17.5	m	1,600	28,000
鬼瓦継ぎ目部分施工	12	箇所	1,500	18,000
諸経費（10％）	ー	ー	ー	21,050
小計				231,550
消費税（8％）				18,524
値引き				▲74
合計金額（税込）				250,000