東大阪市で屋上防水工事はいくら?工事別の費用相場と選び方を徹底解説

【まずは結論】

  • 東大阪市の屋上防水工事は工法・面積で費用が大きく変わり、30万〜120万円が目安
  • ウレタン・シート・FRPなど工法ごとに特徴と単価が異なる
  • 見積もりは数量×単価・保証・下地補修の有無を要チェック
  • 2〜3社の相見積もりと写真付き報告で適正価格を把握
  • 雨漏り前の定期メンテナンスが費用を抑えるコツ

「東大阪市で屋上の防水工事を考えているけど、実際いくらくらいかかるの?」
「ウレタン防水やシート防水って何が違うの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事では東大阪市における屋上防水工事の費用相場・工法の種類・業者選びのポイントを徹底的に解説します。

結論から言うと、屋上防水工事の費用相場は、30㎡で約30万〜120万円前後と工法や劣化状況によって大きく幅があります。

この記事を読めば、初めての方でも防水工事の見積もり内容を理解でき、適正価格で安心して依頼するための知識が身につきます!

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👇【動画で解説】屋上防水の寿命って何年?費用をかけずに長持ちさせるコツ!

目次

東大阪市で屋上防水工事が重要な理由

東大阪市は、大阪平野の東側に位置し、生駒山地から吹き下ろす風と、淀川・大和川水系による湿気の影響を受けやすい地域です。

生駒おろしと湿気の影響を受けやすい東大阪市の環境

東大阪市は大阪平野の東側に位置し、生駒山地から吹き下ろす「生駒おろし」と、淀川・大和川水系による湿気の影響を受けやすい地域です。

特に布施・長田・瓢箪山・東花園などの住宅密集地では、屋上防水層の劣化が進行しやすく、雨漏りの相談も多く寄せられます。

防水層の劣化は建物全体の損傷につながる

屋上は雨や紫外線の影響を最も受ける箇所のひとつです。

防水層の劣化を放置すると、建物内部の鉄骨や木材が腐食し、大規模な修繕費用が発生するリスクもあります。

そのため、10〜15年ごとの定期的な防水メンテナンスが非常に重要です。

👇【動画で解説】ベランダや屋上に欠かせない防水工事ってどんなものがあるの?

工事別|屋上防水工事の費用相場(東大阪市)

以下は、東大阪市での一般的な屋上防水工事の費用相場目安(30㎡程度)です👇

工法名費用相場(30㎡)特徴・ポイント
ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)約45万〜90万円下地の影響を受けにくく、複雑な形状にも対応可。改修に最も多い工法
ウレタン塗膜防水(密着工法)約30万〜60万円比較的安価だが下地の状態に左右されやすい。新築・軽補修向け
シート防水(塩ビ・ゴム)約40万〜80万円耐久性が高く、広い屋上に向いている。下地がフラットな建物に最適
FRP防水約50万〜120万円仕上がりが美しく耐久性も高いが、広面積には不向きで高コスト
アスファルト防水約60万〜100万円伝統的工法で防水性は高いが、施工に専門技術が必要

📝 ㎡単価で換算すると、3,000〜10,000円/㎡が目安です。
足場・下地補修・排水ドレン交換などが加わると、さらに+10〜30万円程度かかることもあります。

工法ごとの費用幅を理解しておく

同じ屋上面積でも、工法によって費用が大きく変わります。

既存の下地状態や屋上の形状によって最適な工法が異なるため、見積もり時には工法の違いをしっかり比較しましょう。

追加費用の発生要因にも注意

防水工事では、足場設置費用や下地補修、ドレン交換などの付帯工事費が別途必要になるケースがあります。

見積書で「一式」になっていないか、数量×単価が明記されているかを確認することが重要です。

👇【動画で解説】ベランダや屋上の防水工事の基礎知識を知っておこう!


工法別|メリット・デメリット比較

ウレタン防水(通気緩衝工法)

  • メリット:既存防水層を撤去せずに施工でき、下地の湿気を逃がせる
  • デメリット:施工に時間がかかる/職人の技術により仕上がり差が出る

ウレタン防水(密着工法)

  • メリット:費用が安く、短期間で施工できる
  • デメリット:下地のひび割れや雨水が残っていると、後々膨れ・剥がれの原因になる

シート防水

  • メリット:均一な仕上がりと高い耐久性。10〜15年ほど持つ
  • デメリット:屋上に段差や設備が多いと施工しにくい

FRP防水

  • メリット:硬化が早く、軽歩行も可能。美観に優れる
  • デメリット:広い面積ではコスト高になりやすい

アスファルト防水

  • メリット:耐久性・防水性能が非常に高い
  • デメリット:施工時に臭いや煙が発生しやすく、住宅地では向かないケースも

👇【動画で解説】


東大阪市でよくある屋上防水工事のケース

ケース①:築30年・東大阪市のRC造ビルで塩ビシート防水|130万円(税込)

3階建ての1階部分で雨漏りが発生。

調査の結果、屋上バルコニーのアスファルト防水が経年劣化しており、防水層の保護コンクリート下から雨水が浸入していました。

築30年以上経過していたため、既存防水層の上から塩ビシート防水(機械的固定工法)で全面改修を実施。

脱気筒や改修ドレンの取り付け、下地処理・シート溶着・ディスク固定などを行い、防水性能を一新しました。

施工期間は約2週間、費用は約130万円(建坪100坪)でした。保証期間は7年です。

ケース②:大阪市東淀川区・62.6㎡の屋上で塩ビシート防水+通気緩衝工法|93万円(税込)

既存防水層のヨレや劣化により、防水性能が低下していた屋上を改修。

まず立ち上がりのアングルを撤去し、通気緩衝シート→塩ビ鋼板→塩ビ防水シートの順で施工を進行しました。

通気層を設けることで湿気の影響を軽減し、長寿命化を実現。シートの接合部は熱風機で溶着し、端部はウレタン防水で丁寧に仕上げました。

施工面積は62.6㎡、費用は93万円でした。施工後はシートのシワや浮きの最終チェックを行い、屋上全体の防水性能を再生しました。

屋上防水工事の際の実際のお見積り書はこちら

こちらは実際におこなった防水工事のお見積り書です。ここでは、内訳についてを詳しくご紹介します。

屋上ウレタン防水工事(通気緩衝工法) 見積明細

項目名数量単位単価(円)金額(円)
最屋上ウレタン防水 通気緩衝工法401,338
既存土間クラック処理剤 ケレン・清掃30.61805,508
下塗プライマー 材料共30.61,35041,310
下地通気緩衝QVシート ジョイントテープ処理共30.61,20036,720
改修ドレン取付(ストレーナー共)2箇所13,00026,000
中塗ウレタン塗膜防水 材料共30.64,800146,880
上塗トップコート 材料共30.63,20097,920
脱気筒取付110,000
各所アンカー部ウレタンクロス巻き込み122,000
各所養生115,000

各項目の内容・目的

  • 既存土間クラック処理剤 ケレン・清掃
     下地のひび割れ補修と清掃・凹凸除去を行い、防水材の密着性を高めます。
  • 下塗プライマー 材料共
     下地と防水層をしっかり密着させるための下塗り材。防水層の剥がれ防止に重要です。
  • 下地通気緩衝QVシート
     既存防水層と新しい防水層の間に通気層を設け、湿気や膨れを逃がす役割があります。
  • 改修ドレン取付
     排水口の改修部材(ドレン)の交換。劣化したドレンからの漏水を防ぎ、雨水の排水性能を高めます。
  • 中塗ウレタン塗膜防水
     防水層の主材(ウレタン樹脂)を塗布。高い水密性を持ち、雨水の浸入を防ぎます。
  • 上塗トップコート
     紫外線・摩耗から防水層を守る仕上げ塗膜。防水層の耐久性を左右する重要工程です。
  • 脱気筒取付
     下地の湿気や水蒸気を屋外へ逃がす装置。防水層の膨れや浮きを防止します。
  • 各所アンカー部ウレタンクロス巻き込み
     金物・アンカー部など、ひび割れや漏水のリスクが高い部分をクロス補強します。
  • 各所養生
     塗料や材料の飛散・汚れを防ぎ、施工範囲をきれいに保つための保護作業です。

太陽光温水器 撤去工事・諸経費

項目名数量単位単価(円)金額(円)
太陽光温水器撤去工事150,000
本体解体・撤去145,000
運び出し・運搬150,000
各所養生・清掃・雑工事120,000
廃材処理(アスベスト含む)135,000
諸経費(10%)55,134

各項目の内容・目的

  • 太陽光温水器撤去工事
     屋上に設置されていた温水器を安全に解体・撤去し、施工スペースを確保します。
  • 運び出し・廃材処理
     撤去した機器を安全に運搬・処理。アスベスト含有廃材にも適切に対応します。
  • 諸経費
     現場管理費や搬入出費、共通経費など、工事全体にかかる付帯費用です。

見積金額まとめ

項目金額(税込)
工事小計(税抜)606,472円
消費税(10%)60,647円
出精値引▲17,119円
総計(税込)650,000円

見積もりの内訳でチェックすべきポイント

屋上防水工事の見積もりは、「一式」ではなく数量×単価が明記されているかが重要です。

以下のような項目が含まれているか確認しましょう👇

施工面積と単価の明示

施工面積(㎡)と㎡単価が記載されているか確認しましょう。

面積と単価の根拠が明確であれば、他社との比較もしやすくなります。

下地補修・撤去費の有無

既存の防水層や下地の劣化状態によって、補修や撤去費が追加になる場合があります。
見積もりに含まれているかをチェックしましょう。

足場・搬入経費の扱い

屋上までのアクセスや安全確保のために足場が必要なケースが多いです。

足場代や搬入経費が別途になっていないか、明細を確認しましょう。

排水ドレン・役物交換費

排水ドレンや笠木・立ち上がり部分の役物板金など、付帯部材の交換費が含まれているか要確認です。

これが抜けていると、後から追加費用が発生することがあります。

保証年数と範囲

工事後の保証内容は非常に重要です。

保証年数だけでなく、保証の対象範囲や定期点検の有無もしっかり確認しましょう。


業者選びで失敗しないための3つのポイント

① 建設業許可・防水の専門資格を持っているか

屋上防水は専門知識と施工技術が必要な分野。建設業許可業者や、防水工事の施工実績が豊富な会社を選びましょう。

② 写真付きの調査報告書を出してくれるか

現地調査時に劣化箇所を写真で示してくれる業者は信頼度が高いです。

口頭説明だけで契約を迫る業者は要注意です。

③ 保証内容とアフター点検の有無を確認

防水工事は10年以上の耐久を想定する工事。保証年数・点検頻度・保証対象範囲を必ず確認しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. 屋上防水工事は火災保険の対象になりますか?

A. 台風や突発的な事故による損傷であれば、火災保険が適用される場合があります。経年劣化は対象外です。

Q2. 工事は何日くらいかかりますか?

A. 30㎡の屋上なら2〜5日が目安です。天候によって前後することがあります。

Q3. 工事中は建物を使えますか?

A. 屋上への立ち入りは制限されますが、建物内部は通常通り使用できます。

Q4. 足場は必ず必要ですか?

A. 屋上へのアクセス状況によりますが、ほとんどのケースで安全確保のために足場が必要です。

Q5. メンテナンスは何年ごとに必要ですか?

A. 工法にもよりますが、10〜15年を目安に再施工やトップコート塗替えを検討しましょう。

Q6. 東大阪市の補助金制度はありますか?

A. 住宅改修助成制度などで一部対象になる場合があります。年度や条件によって異なるため、市役所に確認が必要です。

Q7. 雨漏りしていなくても工事した方がいいですか?

A. 防水層の劣化は雨漏りより先に進行します。雨漏り前の施工が費用を抑えるポイントです。

Q8. 複数社の見積もりは取った方がいい?

A. はい。2〜3社を比較することで、工法・費用・保証内容の違いが明確になります。

Q9. 施工後の保証は何年ですか?

A. 工法や業者によりますが、5〜10年の保証が一般的です。

Q10. 冬でも施工できますか?

A. 可能ですが、低温や雨が多い時期は硬化時間に注意が必要です。春・秋が最も適した季節です。


まとめ|東大阪市での屋上防水工事は「費用+工法+保証」で比較を

東大阪市の屋上防水工事費用は、工法や建物の状態によって30万〜120万円程度と幅があります。
重要なのは「工法の違い」「見積もりの透明性」「保証内容」をしっかり比較することです。

  • ✔ ウレタン防水は改修向きで人気
  • ✔ シート防水は広い屋上におすすめ
  • ✔ FRPは見た目・耐久重視派に
  • ✔ 保証・点検体制で業者の信頼性が見える

専門家コメント|株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

杉本匡志
株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

東大阪市は湿気や風の影響を受けやすく、屋上防水の劣化が進行しやすい地域です。

実際、雨漏りが発生してからご相談いただくケースが多いのですが、雨漏りしてからでは下地や構造体の補修が必要になり、費用も大きくなってしまいます

そのため、10〜15年ごとの定期的なメンテナンスやトップコート塗り替えがとても大切です。

また、見積もりを確認する際は「一式」表記ではなく、数量や単価、補修・付帯工事の内容が明記されているかがポイントです。

複数社で相見積もりを取り、工法・価格・保証内容を総合的に比較することで、失敗のない防水工事が実現できます。


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マックスリフォームは、大阪府知事許可の建設業者として、東大阪市をはじめとする関西一円で数多くの防水・屋根工事を手がけています。

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