東大阪市で瓦屋根から金属屋根に変更する費用相場とメリット・デメリット

結論:東大阪市で瓦から金属屋根へ変える工事の費用相場と重要ポイント

項目費用相場(30坪戸建て)重要なポイント
総額目安約130万円〜180万円(税込)瓦の撤去・処分費用が総額を押し上げる主要因となります。
㎡単価17,000円〜23,000円足場代、瓦の処分費、下地補修、新屋根材、施工費すべて込みの目安です。
最大のメリット耐震性の劇的な向上ガルバリウム鋼板は瓦の約10分の1の重さで、地震時の揺れを軽減します。
工法選択下地が健全ならカバー工法も視野に入れることでコストダウンが可能です。

屋根の色褪せや雨漏り、築年数の経過に伴う耐震性への不安から、「重い瓦屋根をなんとかしたい」と考える東大阪市の住宅所有者様が増えています。特に古い瓦屋根から軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板などの金属屋根への葺き替えは、費用はかかりますが、耐震性の向上という大きなメリットがあります。

この記事では、東大阪市(布施、河内小阪、額田町など)で瓦屋根から金属屋根への葺き替えを検討されている方へ向けて、費用相場、具体的なメリット・デメリット、そして当社の施工事例を詳しく解説します。

当社マックスリフォームは、東大阪市内全域で迅速に対応いたします。
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目次

瓦屋根から金属屋根へ変更するメリットとデメリット

瓦屋根からガルバリウム鋼板などの軽量金属屋根へ葺き替えることは、住宅性能を根本から見直すことにつながります。東大阪市の気候や地震リスクを考慮した上でのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

メリット (瓦屋根からの変更時)

  1. 耐震性の向上(最大の利点) 瓦屋根(特に土葺き瓦)は非常に重く、地震の揺れを大きくします。軽量な金属屋根に替えることで建物の重心が下がり、耐震性が大幅に向上します。これは東大阪市の古い木造住宅にとって最も重要な防災対策です。
  2. 耐久性・メンテナンス性の向上 ガルバリウム鋼板は錆びにくく耐久性が高いのが特徴です。また、瓦のようにズレや割れの心配がないため、長期的に見てメンテナンス費用を抑えられます。
  3. 遮熱性の向上 多くの金属屋根材は遮熱塗料が施されており、瓦よりも熱を反射する能力が高いため、夏の室内温度の上昇を抑える効果が期待できます。
  4. 雨漏りリスクの根本解消 瓦の下にある葺き土や古い防水シートをすべて撤去し、新しい防水シートと金属屋根で一新するため、雨漏りリスクを根本から解消できます。

デメリット (瓦屋根からの変更時)

  1. 初期費用が高額になる 瓦の撤去と処分に費用がかかるため、スレートなどからの葺き替えに比べて費用が数十万円高くなります
  2. 遮音性の低下 瓦は重さがあるため雨音が響きにくいですが、金属屋根は薄くて軽いため、製品によっては雨音が大きく聞こえる場合があります。最近は防音性の高い製品も出ていますので、専門家に相談しましょう。
  3. 断熱対策の検討が必要 金属屋根は熱伝導率が高いため、遮熱塗料や断熱材を内蔵した屋根材を選ばないと、熱が室内に伝わりやすくなる場合があります。

東大阪市における瓦から金属屋根への葺き替え費用相場

電卓

東大阪市(長田、吉田、枚岡など)で瓦屋根から金属屋根(ガルバリウム鋼板)へ葺き替える場合の費用構成は、瓦の撤去・処分費が大きな割合を占めます。

一般的な戸建て住宅(30坪・切妻屋根)を想定した場合の費用相場は以下の通りです。

工法・材料総額(税込)1㎡あたりの費用目安備考
瓦 → ガルバリウム鋼板約130万〜180万円17,000円〜23,000円最も需要が高く、耐震性が向上するケースです。

※上記の金額は、足場代、既存材の撤去処分費、防水シート、新屋根材、施工費をすべて含んだ目安です。

屋根葺き替え工事の主要な構成費用

瓦からの葺き替えの総額は、次の5つの要素で構成されており、特に解体・処分費用が高くなります。

  1. 仮設費用(足場設置・解体費):安全な作業のための足場費用。
  2. 解体・処分費用:重い瓦や土(葺き土)の撤去・運搬・処分費。瓦は産業廃棄物処理費が高額です。(全体の約15~20%)
  3. 下地補修・防水工事費用:野地板の補修や新しい防水シートの設置費用。
  4. 新しい屋根材と副資材費用:ガルバリウム鋼板本体、棟板金、雪止めなどの材料費。
  5. 施工費(人件費・管理費):職人による作業費用や現場の管理費。

屋根葺き替え工事の見積もり内訳

屋根の葺き替え工事は高額になりがちですが、費用が適正かどうかを判断するためには、見積もりの内訳を細部まで理解することが不可欠です。「一式」表記を避け、作業内容や材料費が明確に記載されているかが、信頼できる業者を見分ける鍵となります。

ここでは、実際の屋根葺き替え工事の見積書を参考に、各工程でどのような費用が発生しているのかをわかりやすく解説します。

実際の屋根葺き替え工事の見積もり明細

項目分類詳細工事内容数量単位単価金額
主要工事大屋根葺き替え工事1,120,271
既存瓦、棟部材の撤去・清掃55.82,000111,600
廃材運搬および処分費55.81,800100,440
下地工事下地構造用パネル(厚さ12mm)55.82,670148,986
改質アスファルト防水層(タッカー留め)55.81,38077,004
屋根材高耐久金属屋根材葺き(ガルバリウム)55.89,350521,730
板金工事軒先水切り役物(ガルバリウム鋼板)29.21,48043,216
ケラバ水切り役物(ガルバリウム鋼板)4.41,3806,072
棟板金(下地木材込み)18.12,83051,223
金属部材現場加工技術費160,000
仮設工事外部足場架け払い工事160,000
外部足場1160,000
値引アンケート協力割引-25,605
諸経費現場管理・事務手数料など125,467
小計(税抜)1,380,132
消費税8.0 %110,411
最終調整出精値引-543
合計金額(税込)1,490,000

見積もり内訳の解説

屋根葺き替え工事の費用は、「解体・処分」「下地・防水層」「新屋根材・板金」「仮設費用」の4つの主要な要素で構成されます。

1. 解体・処分費用(既存屋根材の撤去に関わる費用)

詳細工事内容解説
既存瓦、棟部材の撤去・清掃既存の瓦や屋根の頂上部分(棟)の部材を手作業で取り外し、屋根面をきれいに清掃する作業費用です。
廃材運搬および処分費撤去した瓦、土(葺き土)、古い防水シートなどの産業廃棄物を専門の処理場へ運搬し、適正に処分するための費用です。瓦からの葺き替えの場合、この費用が高額になりがちです。

2. 下地・防水層の設置費用(雨漏り防止の要)

詳細工事内容解説
下地構造用パネル(厚さ12mm)瓦を撤去した後、新しい屋根材を固定するための下地材(野地板)を新設する費用です。厚さ12mmの構造用合板は、屋根の強度を保つために使用されます。
改質アスファルト防水層(タッカー留め)新しい屋根材の下に敷く、高性能な防水シート(ルーフィング)の材料費と施工費です。万が一屋根材の下に水が浸入しても、建物内部への雨漏りを防ぐ最も重要な層です。

3. 新屋根材と板金工事費用

詳細工事内容解説
高耐久金属屋根材葺き(ガルバリウム)実際に屋根の表面を覆う新しい屋根材(ここではガルバリウム鋼板)の材料費と、職人による敷設作業の費用です。
軒先水切り役物(ガルバリウム鋼板)軒先(屋根の先端)から雨水が壁を伝わらないようにするための金属部材(唐草)の材料費と設置費用です。
ケラバ水切り役物(ガルバリウム鋼板)ケラバ(切妻屋根の妻側)の端部から雨水が入るのを防ぐための金属部材の材料費と設置費用です。
棟板金(下地木材込み)屋根の頂上部分(棟)に取り付ける金属製の覆い(板金)の材料費と、その下地となる木材(貫板)の費用、および施工費です。
金属部材現場加工技術費屋根の複雑な形状に合わせて、金属屋根材や板金を現場で熟練の職人が加工・調整するために必要な技術料です。

4. 仮設・間接費用

詳細工事内容解説
外部足場架け払い工事(外部足場)高所作業の安全確保と、職人の作業効率、廃材運搬のために設置する足場の設置と解体にかかる費用です。
諸経費現場管理費、事務手数料、現場への運搬費、保険費用など、工事全体の間接的に発生する費用です。

東大阪市で実際におこなった屋根葺き替え工事【施工事例】

1. 東大阪市小阪で築50年の平屋瓦屋根を金属屋根に葺き替え

雨漏りが頻発していた東大阪市小阪の築50年平屋住宅で、屋根全体の葺き替えを実施しました。

項目詳細
施工内容屋根葺き替え
施工期間3日間
使用材料ガルバリウム鋼板立平(たてひら)
築年数50年
施工金額約60万円(税込)※建坪53㎡
東大阪市小阪  A様

築50年で心配でしたが、下地からしっかり工事してもらい雨漏りも止まり大満足です!

担当者:杉本匡志

傷んだ瓦と大量の葺き土を撤去し、軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板で葺き替えました。既存の重い屋根材から軽量化を図ることで、雨漏り解消だけでなく、お住まいの耐震性も向上しました。今後も定期点検をおすすめします。

2. 東大阪市俊徳町 下屋根の雨漏り解消!土葺き瓦を金属屋根へ

東大阪市俊徳町の築35年住宅で、下屋根(1階部分の屋根)からの雨漏りがきっかけとなり葺き替えを実施しました。老朽化した土葺き瓦を撤去し、耐久性の高い金属屋根にリフォームしました。

項目詳細
施工内容下屋根葺き替え、雨漏り修理
施工期間2日間
使用材料ガルバリウム鋼板立平(たてひら)
築年数35年
施工金額45万円(税込)
東大阪市俊徳町  A様

長年雨漏りで困っていましたが、職人さんが丁寧に施工してくれて安心しました。屋根が新しくなり、これからの生活も快適です!

担当者:松本和也

今回の下屋根葺き替えでは、築35年の住宅ということもあり、特に土葺きの下地の状態に注意しました。古い葺き土を撤去し、新しい野地板と防水紙を施工することで、耐久性と防水性を格段にアップさせることができました。排水性に優れたガルバリウム鋼板の立平葺きを採用したことで、雨漏りの心配を根本から解消しました。

専門家コメント

代表取締役 杉本匡志
株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

東大阪市は、工場や商業施設が多く、屋根材には排気ガスや酸性雨の影響を受けやすいという特性があります。特に長田や吉田などのエリアでは、金属屋根のサビの進行が早い傾向が見られます。

瓦屋根から金属屋根への葺き替えは、単なる修繕ではなく、建物を次の世代へ引き継ぐための重要なメンテナンスです。費用が高額になるからこそ、「どこに頼むか」が全てであり、下請けに丸投げせず自社の職人が責任を持って施工する地域密着の専門業者を選ぶべきです。

「うちの屋根はカバー工法でも大丈夫?」「補助金は使える?」といった費用に関する疑問や不安は、まずは無料点検をご利用ください。お客様の状況に合わせた最も経済的かつ耐久性の高いプランをご提案いたします。

当社マックスリフォームは、東大阪市内全域で迅速に対応いたします。
お電話、メールはもちろん、以下の方法でもお気軽にお問い合わせいただけます。

マックスリフォーム・建設業の許可票
私たちマックスリフォームは、大阪府知事許可を得た正式な屋根工事業者です。

施工実績・技術・財務体制すべてが審査された、安心の証です。 屋根の不安を感じたときは、ぜひお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

FAQ

瓦屋根から金属屋根への葺き替え時期の目安はいつですか?

A. 瓦屋根であれば築50年以上、または土葺き工法で建てられた築年数の古い住宅は、耐震性の観点から検討をおすすめします。ただし、台風などの大きな災害で被害を受けた場合は、築年数に関わらずすぐに点検してください。

葺き替えとカバー工法、費用差はどれくらいありますか?

A. 一般的にカバー工法の方が、既存屋根の撤去・処分費用が不要な分、葺き替えよりも30万円~50万円程度安くなることが多いです。瓦屋根からの変更は瓦の撤去が必要なため、カバー工法は適用できません。

瓦からガルバリウム鋼板に葺き替える最大のメリットは何ですか?

A. 最大のメリットは耐震性の向上です。ガルバリウム鋼板は瓦の約10分の1の重さしかないため、地震時の建物の揺れを大幅に軽減できます。

東大阪市で葺き替えの際に補助金は利用できますか?

A. 屋根修理単体の補助金制度は基本的にありませんが、瓦から軽量屋根への変更が、市の実施する耐震改修補助金の対象となる場合があります。若江岩田や石切などで築年数の古い住宅にお住まいの場合は、事前に専門業者にご相談ください。

葺き替え工事中、雨が降った場合はどうなりますか?

A. 雨の日は、職人の安全と下地材を濡らさないようにするため、作業は中断します。信頼できる業者は、作業がない日も防水養生を徹底し、雨仕舞いに細心の注意を払います。

葺き替え工事中、荷物を一時的に移動させる必要はありますか?

A. いいえ、通常は必要ありません。屋根の工事は基本的にすべて屋外で行われます。ただし、屋根裏収納がある場合は、念のためホコリ対策としてカバーをかけることをおすすめします。

葺き替え後の保証期間はどれくらいですか?

A. 業者によって異なりますが、優良業者の場合、屋根材のメーカー保証(20年~30年)と、施工業者の工事保証(10年~15年)の二重保証が付くことが一般的です。

複数の業者から相見積もりを取る際の注意点はありますか?

A. 必ず同じ屋根材、同じ工事範囲で見積もりを出してもらいましょう。また、単純な安さだけでなく、保証期間、担当者の説明のわかりやすさ、実績を総合的に比較することが重要です。

葺き替え工事の騒音はどの程度ですか?

A. 既存の屋根材を撤去する際や、下地の釘打ち作業の際に大きな音が発生します。特に瓦の撤去時は重機を使うため、周辺への配慮が必要です。信頼できる業者は、事前に近隣住民への挨拶を行います。

見積もりが高額な場合、値引き交渉は可能でしょうか?

A. 単なる値引き交渉よりも、工事内容の調整について相談するのが現実的です。例えば、耐久性のランクを少し落とした屋根材を選ぶ、付帯工事の一部を見送るなど、工事の仕様を見直すことで費用を抑えられる場合があります。

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